2023年4月15日(土) 第18回目となります 献血キャンペーンを開催し、同日無事終了いたしました。
献血者数700名、献血量264,200ml(一升瓶147本)を記録。
木々もすっかり芽吹き、新緑の葉が茂る 4月15日(土)に、2019年以来、4年ぶりとなる大相撲藤沢場所が、超満員御礼で迎えることができましたことを、勧進元として衷心より厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2019年の冬巡業を最後に巡業が中止となりました。この3年間、多くの方から温かい励ましのお言葉や、藤沢場所の開催を待ち望んでいるという、心強いメッセージを届けて戴きました。実行委員会一同と共に、それを励みに頑張って参りました。大相撲藤沢場所が盛況にて無事終了いたしましたこと、ご来場いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
2006年より実施しております「日赤・春の献血キャンペーン」は藤沢場所の開催が無い中でも、毎年続けてきており、今回で18回目を迎えました。4年ぶりの大相撲藤沢場所と同時開催できました事を大変嬉しく思っております。
神奈川県赤十字血液センターより神奈川県内医療機関で必要な血液量が、毎年、危機的状況であると報告を受けております。血液は酸素や栄養の運搬、免疫など人間の生命を維持するために欠くことのできない多くの機能を担っており、現在、血液の機能を完全に代替できる人工血液は存在しないため、医療において輸血は欠かすことができない治療法となっています。皆さまの献血によって必要な血液を確保し続けなければ、輸血医療は成り立ちません。
こうしたことを踏まえて、いろいろな方法を検討し、実施した結果、一企業による献血キャンペーンとしては、規模と献血量において、民間では例を見ない、過去最高の参加人数で、たくさんの血液を確保することができ、多くの方々の尊い生命を救うことに大いに役立てることができました。勧進元として、ご協力をいただきました皆さまに心より感謝申し上げます。
藤沢場所は「社会貢献」としての役目を果たすことが、大きな目的であり、使命と考えておりますので、全国にモデルケースとして展開していきたいという目標を持って、今後も血液事業の一助となるべく、努めたいと思っております。藤沢場所が続く限り、皆様のご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
大相撲藤沢場所 勧進元 最上重夫